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932: 名無しさん@おーぷん 2014/10/07(火)18:45:35 ID:???
自分の衝撃は、いよいよご臨終という時にボケてたはずの祖父がカッと目を開いて、父をそばに呼んで喋りだしたこと。
昔台風で大水が出て、家が流され赤ん坊も死なせてしまった。
避難先で近所に住んでた大工に会った。
嫁も家財道具も流されてたと、小さい赤ん坊を抱えて呆然としてた。

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母さんがその赤ん坊を泣いて欲しがった。
それがお前だ。

戸籍もそのままにして、死んだ子の名前で呼んできた。
お前の父親の大工の男はまだ生きて近所にいる。○○○○という男だ。母さんが死んでも言うなと言うから今まで言えなかった。
父親と偽って済まなかった、という話だった。

俺の父親は父さんだよ、と父が言うと、祖父は目を閉じて何も喋らなくなり、その夜他界した。

なんというか、晩年のボケは何だったのかという感じの、最後にパッと輝いた蝋燭を見てる気分だった。

935: 名無しさん@おーぷん 2014/10/07(火)20:21:40 ID:???
>>932
いい話だけど、長年父と明かされなかった大工の胸中は寂しかっただろうな

937: 名無しさん@おーぷん 2014/10/07(火)22:46:54 ID:???
>>935
言わない言えない代わりにずっと近所で成長を見ていられる様に三人で暗黙の了解として過ごしてきたのを、最期に実の親が生きている事に耐えきれず告白したんじゃね?
戸籍もそのままなんだし「俺が本当のとーちゃんなんだよ」と大工のおじさんが言った所でまず誰も信じないよ

939: 名無しさん@おーぷん 2014/10/08(水)09:29:59 ID:???
>>935
手放した以上、それはしょうがないのでは?
もちろん事情が事情だから大工を責められないけれど
養父母を実の親と信じて育っている我が子に自分が本当の親だと名乗り出ても誰も幸せになれない。
大人になれば…とは思うが、養母が打ち明けるのを嫌がったとあるから、仕方ない。
養父母には育ててもらった恩と、親子として積み重ねてきた時間と絆があるからね。
実父は沈黙を選んだんだよ。

940: 名無しさん@おーぷん 2014/10/08(水)09:49:50 ID:???
>>935
祖父にはその気持ちが解っていたからこその臨終の告白なんだろうね。
息子が立派に育てば育つほど、本来は大工が父親としての喜びを感じながら過ごしていただろうと思って申し訳なく感じていたと。
長年のボケまで吹き飛ばしての告白って、本当に長年思い詰めていたからこそじゃないのかなぁ…。
息子さんも動揺しただろうけど、それに対する返事もGJ。
思い残すことなくあの世に旅立てたと思うよ。

938: 名無しさん@おーぷん 2014/10/08(水)07:28:16 ID:???
昔は貰い子や里子なんてしょっちゅう行われていて
特別な事でもなんでもなかったから、
言っても誰も信じないなんてことは無かったろう。
むしろ、近所の大人たちはみんな知ってる公然の秘密だったかもね。

941: 932 2014/10/08(水)09:53:26 ID:???
父親はなんとなく気付いてたらしいんですけどね。

中学生くらいの時、家の改築にその大工さんが呼ばれて、祖父は大工さんにお茶をだせ、話かけろと父に言い、その期間祖母は始終むくれてたらしい。
何かあるなとは子供でも感じて、後になって「もしかして」と思ったと。

祖母も心狭いとも思うけど、実の子なんだと思うことで、大水の中自分の背中で死なした赤ん坊を忘れようとしたのかもなとも思う。
想像だけど。

942: 名無しさん@おーぷん 2014/10/08(水)10:12:20 ID:???
932さんは男性かな?
女性はね、赤ん坊から育てると、血が繋がらなくてもお腹を痛めた我が子同様になることが普通にあるんだよ。
その子供を実の父親に取られるかもという危機感があったんだろうね。
そりゃ成人したら…とは思うけど、あまり心狭いと言ってあげないで。

957: 名無しさん@おーぷん 2014/10/08(水)12:25:49 ID:???
>>941
戸籍の上だけとは言え、妻子を失ったことにされた大工さんはどんな気持ちだったのだろう…

974: 名無しさん@おーぷん 2014/10/08(水)21:32:33 ID:???
>>957
実際問題として育てるのが難しかったのだから、養子に出したと思うしかなかっただろうね。
大水害の後は衛生状態だって悪い。
大工がどうしても赤ん坊を手放さずに自分の手で育てようとしたら
感染症に掛かって早死にしていた可能性もある。
今ほど行政のサポートだって厚くない時代なのに
大工という仕事をしながらの赤ん坊の子育ては実質無理。

生きていてくれさえしたら…両親が揃っている家庭で愛されて育っているなら…と思ったんじゃないかな。

阪神大震災や東日本大震災の後でも、親を亡くした子供も子供を失った親もたくさん生まれた。
それでも血の繋がらない他人の赤ん坊を我が子として引き取って育てるケースは多くない。
現代だって大変なことだよ、自分だって被災して大変な状況で他人の赤ん坊を引き取って育てるのは。
祖母に対しての批判もあるが、その点だけは認めないと。

自分としては、むしろ本当に死んだ赤ちゃんが不憫な気がする。
おおっぴらには供養できない境遇なんだよね、身代わりがいるから。
位牌やお墓もないんだろうか。

985: 932 2014/10/09(木)14:51:35 ID:???
>>974
位牌も墓もありますよ。うちの墓に入ってます。
戸籍上は大工さんの子ですけどね。親戚の子という感じで入れたと聞きました。

祖父の葬式後、父親に連れられて大工さんの家に行きました。
「先日父が他界しました。これで二人とも見送りました。親はもうこれで」と父が言ったら、
「何も言わんでください」と言ってた。

そんな会話だけして、仏間に通して貰って二人で仏壇に手を合わせて帰った。
大工さんは後妻もらったけど遅い再婚で子供は出来なかったそうだ。
後妻さんも再婚後数年でガンで死んだらしい。
なんか寂しかった。

大工さんと父は大柄な所がソックリだった。
祖父母も叔父叔母も小柄で、不思議だなあと思ってたけど。

987: 名無しさん@おーぷん 2014/10/09(木)15:32:56 ID:???
>>932
985を読んだらなんだか潤んできた
大工さんの男らしいケジメのようなものが
その一言から感じられた
育ててないから父と名乗れない気概のような

引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験3度目



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コメント

コメント一覧

    • 1. 名無しの小町
    • 2016年09月17日 12:54
    • いやなひと、わるいひとはだれもいない。
      せつない。
    • 2. 名無しの小町
    • 2016年10月21日 18:47
    • そうかなあ その子が欲しい死んだ子の身代わりに欲しい もちろん本名は名乗らせない って 駄々こねられたんでしょ?
      奥さんも家も亡くし心が弱って絶望してる時に 一瞬の隙を突かれてしまったんだろうなあって印象。時間とともに後悔したと思うなぁ。
    • 3. 名無しの小町
    • 2016年10月29日 20:58
    • なんだか悲しくなる話だな
    • 4. 名無しの小町
    • 2016年11月11日 09:31
    • 切ない話だ
      でもきっと生きててくれてよかったと思ってるよ
      孫もできたんだしさ
      良かったね
      良かったんだよきっと
    • 5. 名無しの小町
    • 2016年11月19日 21:40
    • 墓場まで持っていくつもりだったんだろうが、あの世から生みのお母さんが会いに来たんじゃないのかな。
      しぬまぎわですべてのおもいのこしがないようにできてよかった。
      また会った時にでも話をしようや。
    • 6. 名無しの小町
    • 2016年12月03日 15:59
    • この場合亡くなった実子が一番可哀想だと思うがな
      大工さんの亡くなったお嫁さんも気の毒だけど
      亡くなったことそのものをなかったことにされるって気の毒
    • 7. 名無しの小町
    • 2016年12月04日 14:42
    • ※6
      そうだな白痴文盲のお前にはそう読めるんだろうw
    • 8. 回光返照(かいこうへんしょう)
    • 2016年12月09日 04:03
    • >>なんというか、晩年のボケは何だったのかという感じの、最後にパッと輝いた蝋燭を見てる気分だった。
      これは実際にあるよ。回光返照(かいこうへんしょう)という。
      (同じ漢字で、「えこうへんしょう」と読めば、禅語で、自分をかえりみること)。
      日没前に一時的に空が明るくなるように、人が亡くなる直前に一時的に元気が出ること。
      とくに年とった人が重病になったとき、死去する二三日前あるいは約一ヶ月前に、急に病状が好転したように見える。看病している人たちは、元気そうになった病人を見て安心もし、喜びもする。しかし、そのほとんどは、この『回光返照』。死に行く人が、最後の生命力をふりしぼり、嘆き悲しんでいる人たちに心の準備の時間をあたえる。だから、残される人たちは、お年寄りが一時的に持ち直したのを見たら、覚悟を決め、いろいろな準備をしなければならない。
    • 9. 名無しの小町
    • 2016年12月15日 17:26
    • ※6
      だって、両親は自分でない人を自分の名前で呼び愛し育て
      実子は知らない誰かの名前で葬儀でさえ自分の名前で呼んでもらえない
      そして別の誰かが自分の名前で呼ばれ自分がいた場所で自分として暮らしてる
      気の毒だと思うがなぁ
    • 10. 名無しの小町
    • 2016年12月31日 00:28
    • 優しい嘘のはてには幸せがあるべきと思うのは、俺が甘いんだろうか
    • 11. 名無しの小町
    • 2017年01月01日 20:10
    • ※9
      気の毒なのはタヒんだことでしょう。
      残された人がどう生きるかまではどうしようもないよ。
    • 12. 名無しの小町
    • 2017年01月20日 12:24
    • う~ん・・・嫁も財産も流され赤ん坊を育てる状態じゃないとはいえ、祖母はおかしい
      泣いてその子が欲しいとは、赤ん坊は犬か猫の扱いなのか?
      しかも、実父を家に招いた時も不貞腐れるとは、性根が腐っている。何でこういう人が生き残るんだろうね。
    • 13. 名無しの小町
    • 2017年01月22日 17:02
    • 環境って言うか、今の感覚と当時のそれで判断が難しい面があるよね、この話。
      きっと誰も悪くないんじゃないかな。子どもを幸せにしたかったし、しようとして、そうしたんだと思う。
    • 14. 名無しの小町
    • 2017年02月10日 20:58
    • 飲み込む、ってやつだね
      確実に言えることは、生き残った子供は幸せになったということだ
      皆良い選択をしたんだよ
    • 15. 名無しの小町
    • 2017年03月04日 18:34
    • 何回読んでも涙出る。自分の祖父は「貰われっ子」として何件もの子供のいない家を渡った。行った先で子供が生まれると容赦なく追い出される。子供の扱いはとってもドライだった。
      この祖父祖母も実父も不器用だけど生き残った子供に愛情を与えようと必死だったんだよ
    • 16. 名無しの小町
    • 2017年03月05日 17:40
    • (´・ω・`)なんか切なくて物悲しい話だな。上コメにもあるように誰も悪い人はいないと思いたい・・・・。
    • 17. 名無しの小町
    • 2017年03月25日 00:56
    • 米15
      この2つの家庭も、その後に新たに実子が生まれていたなら、投稿者父はどういう扱いになったんだろうな。
      投稿者も父方の祖父母とは血が繋がってないんだと知ったわけだし、今どうなってるんだろ。
    • 18. 名無しの小町
    • 2017年11月28日 21:52
    • ここで聞いただけの人間にその当時の良い悪いを判断なんてできないよ
      投稿者のお父さんが立派に育ってよかった
    • 19. 名無しの小町
    • 2017年12月05日 06:45
    • 婆さんが赤ん坊を泣いて欲しがったってことになってるがそこも実際はどうかわからんしな
      たとえ大工に頼み込まれて引き取ることになったとしてもそうとは本人には言わんだろう
      実際は三者三様のもっと複雑な感情があったと思うよ。亡くなった爺さんも当時の自分の感情は最期まで語らなかったようだしな
      それでも実父の近くで立派に育てたジジババとそれを静かに見守っていた大工みんな立派だ
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